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巻頭コラム・カメのつぶやきバックナンバー

■■今日のポイント「今夜は何処かでローイ・カトーン(燈篭流し)・・・」■■

2004/11/26


仙台市若林区にお住まいのNさん、お元気ですか?
先だっては、メルマガ読者懇親会を開催できず失礼しました。近々必ず・・・。


ホアヒンの空からサワディー・クラップ!!
気持ちよく目覚め、日の出の頃、海岸に出てみましたが・・・

昨夜とは大違い。
雲が厚く、風が強い。大波が海岸に打ちつけています。

しかしながら、遠い水平線はクッキリ海と空を隔てています。
つまりその、厚い雲は比較的タイの近海までなのでしょう。
台風が通過中なのかな?

で、呑まれそうな波をビクビク眺めながら日の出を待っていますと、まず東の空
の一部の雲が赤くなります。
それが段々金色に変わり、すっかり赤味がなくなりますと、水平線から太陽が頭
を出します。
わずか数分の間ですが、黄金色の光の筋をこちらに放ちながら、厚い雲の中へ消
えていきました。


今日は午前中部屋で原稿書きなど。
お昼前にHさんご夫妻をお迎えに行って、ゲンカチャン国立公園周辺で昼食。
一路バンコクへ戻ります。

短いホアヒンでの休日・・・、あ、いや、出張が終わります。

今夜は何処かでローイ・カトーン(燈篭流し)・・・

★おまけ★

数年前、「ローイ・カトーン祭・伝統的タイ社会の象徴――タイの社会に色濃く
残るインド・ヒンドゥー文化――」という題名で某メディアに結構重厚なレポー
トを提出したことがあります。小生、本業が暇だったんだなあ・・・。

ローイ・カトーン、見た目は似ていても、日本の精霊流しとは発生の意味合いが
違うようです。
レポートから少し抜粋してみますね。

■ロイクラトーンとは

ローイクラトーンとは、毎年11月(陰暦12月)の満月の夜、バナナの葉で蓮
の花や船の形をした灯篭(カトーン)を作り、雨期明けで満々と水を湛えた川に
流し、水の精霊(ピー)に感謝の意を表わすと共に、自らの罪や災いを流し、魂
を清めるという行事。
現在のような様式が確立したのは、13世紀のスコータイ時代に遡ると言われて
おり、現在でもスコータイで開催されるローイクラトーン祭りは、遺跡がライト
アップされ、幻想的で非常に美しく、人々を魅了している。発祥の地だけに盛大
で毎回30万人を超える人々がタイ全土から集まる。
一番大事な恋人と、この日を過ごすタイの人々にとっては、タイ正月のソンクラー
ン(水掛け祭り)と共に、最も重要な行事であり、若者は一番大事な恋人と、こ
の日を過ごすので、自分が本命かどうかも分かるという、ある意味では運命の日
でもある。

■ローイクラトーンの起源

ヒンドゥー起源・インドのディパワーリーの火祭りを起源とすると言う説。
占星術上、太陽がさそり座に入り、月が牡牛座に入った時に行われる祭り。
タイではタイ旧暦12月の満月の日に行うものと固定されたという。
もともと3本の高い竿の先に3日間灯篭を吊るし、祭りが終わった後、灯篭だけを
沈まないように竹で編んだ小さな筏様のものに載せて川に流したのが始まり。
三つの灯篭は、イスワン(イーシュヴァラ)神、ブラフマ神、ナライ(ナラヤン)
神を象徴するものである。

■ロイカトーンの唄

ワンペンドゥアンシップソーン ナームコノーンテムタリン
ラオタンラーイチャーイイン サヌックカンチンワンローイカトーン
ローイローイカトーン  ローイローイカトーン
ローイカトーンカンレーオ コーチェーンノーンケーオオークマーラムウォン
ラムウォンワンローイカトーン ラムウォンローイカトーン
ブンチャソンハイラオスクチャイ ブンチャソンハイラオスクチャイ

○意訳
12月の満月の夜、河の水があふれ出す。
われら男も女も灯籠流しの日はとても楽しみ。
灯籠流し、灯籠流し。
灯籠を流したら、あなたを踊りに誘おう。
灯籠流しの踊り、灯籠流しの踊り。
徳を積むと幸せになれる、徳を積むと幸せになれる。

2004年11月26日

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