| 元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために |
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連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部 |
2004/03/16
ロングステイを希望する方に必要なものとしてハンで押したようにお話する ことに、「勇気と志(目的意識)とほんの少しのお金」があります。 必要な物のトップに勇気が来るのは、これがないと何事も始まらない。 ロングステイの下見に現地に来たお客様は半分の勇気はある、だけど「本 当の勇気はこれから試されますよ」と脅かします。 なぜなら、下見に来たお客様で実際にタイでロングステイを楽しむ人は十分 の一、すわわち10組に1組くらいだから。 もちろん私の知らない場所、あるいは他国でロングステイを楽しむお客様も おられましょうが、最初の熱気ほど実際は多くない。 皆さま、最後のところで躊躇(ちゅうちょ)するのです。 周りの反対や断ち切れないしがらみがあるのでしょう。 今まで海外で暮らしたことのない人が、海外に住むなんて人生を賭けた決断 でしょうから、無理はありません。 私どもはタイに来たお客様のご面倒はみますが、皆さまの抱えるしがらみを 断ち切るお手伝いまではできません。 それは自分で解決していただかなくてはならない。 私は揺れ動くお客様の心を見透かしてこう言います。 「池の中で暮らそうが、大海原に出ようが皆さまの自由、池の中で暮らす、つ まり住み慣れたムラで一生を終えるのもいいものです。何も知らないで死んで いく方が幸せな人生もある」 そして 「どうせ一回限りの人生なら、できるだけの経験をしたい、見知らぬ未知の世界 で生活してみたい、という人はいつでもウエルカム、大歓迎です。どちらの生き 方を選択するかは皆さまご自身です」 その結果の十分の一ですから、私どもはお客様の決断を真摯に受け止めなけ ればならない。 私自身ふり返ってみても、私の住んでいた川崎市のムラでロングステイをやって いる人など聞いたこともないし、私のいた会社のOBで現在海外に住んでいるの は3人だけです。(OB名簿では1000人以上います) 私のいた世界に冠たるエクセレント・カンパニ一でさえ、退職後に海外で住む人 は1%以下ですから、あとは推して知るべし。 だからロングステイなんてまだまだ日本国の中では認知されていない、特殊人間 のやることなのです。 だからこそ、団塊の世代が定年を迎える数年後は大ブレイクするのではないか。 団塊の世代の連中は勇気がありますからね。 さあ、皆さま、石原慎太郎氏が「老いてこそ人生」とある本に書きましたが、これか らの「黄金の日々」をどうやってお過ごしになりますか。 小さなムラの中で小さな幸せに包まれて一生を終えるか、大海に漕ぎ出して夢と ロマンを追いつつ、見果てぬ夢の中、異国の丘で眠るのか...。 美しく死ぬのはそれほどむずかしくない、 しかし、美しく老いるのは至難のわざである アンドレ・ジイド 風の香り、大地の渇き、人々のざわめき、そんなアジアの原風景の中で、私たちは 皆さまの決断を見守っております。 余 談 11日付バ一ンタオ通信、「冷たい水を飲むな」には笑ってしまいました。 私などは毎日、毎日浴びるように冷たい水、清涼飲料を飲んでいますが、別に体に 異常を感じたことはありません。 (食べすぎで下痢気味なことはあっても、冷たい水で下痢をしたことはない) 読者からこのようなメ一ルが来ると、すぐに感心して紹介するバ一ンタオ氏の純真性 にも驚きますが、大切なことは冷たい水くらいで壊れない、たくましい体を作ること ではありませんか。 タイで「冷たい水を飲むな」ということは、死ねということに等しい。 ゴルフの最中に「冷たい水は健康によくない」なんて言ったら、一緒に回った連中か ら「気でも狂ったか!」とボコボコにされてしまう。 バ一ンタオ氏も「昨日のビ一ルはどうなのかと問われれば...」と書いてますが、 まさにそこで、冷たいビ一ルがよくて冷たい水がダメな理由をもっと研究して下さい。 「情」ばかりで書かないで「理」も入れないと、私のようなウルサ型は納得しませ ん。
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(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)