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連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部 |
2004/08/10
会社経営の相談に乗っている話の続き、バ一ンタオ社の場合。 これがなぜアタマが痛いのか、会社経営のセンスがバ一ンタオ社 長にあまりない。 どうも「情」ばかりで「理」がない、だから詰めが甘い。 会社は「理」が9割で、「情」は1割で十分。 問題は理解力の鈍さ、行動力の遅さ、サ一ビス業の原理原則が 何かを知らない。 ビジネスとして目の付け所はいいし、いい人脈も持っているのだが、 それを生かしきれていない。実にもったいない。 私がバ一ンタオ社の唯一の広告塔であり知恵袋であることは、バ 一ンタオ通信読者なら誰でも知っていますが、まず「お客様が期待 していることを最優先にせよ」を、口うるさく言っております。 もう少し、私に時間を下さいましな。 よき経営者になるためには、会社規模の大小を問わず次の三つ の柱が必要です。 1、原理原則を教えてもらう師をもつこと。 2、直言してくれる側近をもつこと。 3、よき幕賓(ばくひん=野にあって社長に色々と直言してくれる人) をもつこと。 が必要です。私の場合は1も2も3も全てこなしている。 さて、サ一ビス業の原理原則とは何か、これは製造業でも同じで、 当たり前のことですが、「お客様第一」ということ。 しかし、いざ問題に直面した時、これが本当はよく分っていない。 例えば今年の冬に起きた京都、浅田農産の鳥インフルエンザ事件。 問題が起きると人間は三つの立場で解決策を考えます。 お客様第一、会社第一、自分が第一。 浅田農産の場合は会社第一の解決策を選び、結果は倒産、経営者 の自殺と最悪の結果となってしまった。 あの問題をお客様第一で考えれば、すぐに保健所に連絡したろうし、 結果として痛手は被っても倒産・自殺まではならなかった。 なぜなら、鳥インフルエンザは不可抗力のようなもので、企業や経営 者だけに責任を問うのは、かわいそうな事件でした。 というような、まあ様々な話を経営者の皆様にはさせていただいてい る訳です。 私はよくこのコラムで「人気者はつらいよ」と書きましたが、これが 冗談ではないことを知っていただけましたでしょうか。 *************************** 長らくご愛読いただきました《人間へのはるかな旅》も、次回をもって 終了させていただきます。 色々と不遜な発言をして不愉快な思いをなされた方も多かろうと思い ますが、これはひとえに私の不徳のいたすところで、バ一ンタオ氏に は一切責任はありません。 このコラム、海外ロングステイを希望する方にとっては、街で売ってい るどの本にも負けない内容だと自負はしております。 どうかお時間のある時に、繰り返しお読みいただければ幸いです。 さて、連載中には読者の皆様から色々なご意見をいただきました。 「生意気だ!」「自惚れ屋!」「山師!」「スト一カ一!」 などという中傷は笑って読んでいたのですが、中に大きな字で一言 「色魔!」 というメ一ルには、さすが温厚な私も怒り狂った。 誰がこんな失礼なメ一ルを送ってきたのかと、送信者を見たら、ナン ト小さな字で「バ一ンタオ」とありました。 でも圧倒的に支持者のメ一ルが多かったのは事実です。 「バ一ンタオ通信はつまらんけど、人間へのはるかな旅はいい」 という方のメ一ルを読むたびに、溜飲を下げた気分でありました。 前にも書きましたが、私は私の生活を見た多くのロングステイ下見の お客様に「イケメン氏のような生活をしたい」と思っていただけるような、 生活を楽しみたいと思っております。 私はしがないバガボンド(放浪者)に過ぎませんが、キザな言い方で すが私は熟年世代の皆様にとって、「幸せを売る男」でありたい。 それが私にとって、南の国で生きた証になるようにも思っています。
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(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)