元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために
連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部

■■第4回「ロングステイを希望する人の心」■■

2004/03/05


バ一ンタオ通信の読者の多くはタイ国でロングステイを希望する方だと思います。
中には強制的にメ一ルが送られて、あるいはビジネス上での付き合いから仕方
なく....なんて人もいると思いますが。
私がここにコラムを書くからといって、決して私は何でもかんでもバ一ンタオ氏の
味方ではなく、かなり厳しい注文を彼には出しております。

第一に口うるさく言っていることは、顧客第一主義。
バンコクの日系旅行会社は(その関係の読者も大勢いると思いますので)あえて
書けば、会社(または担当者個人)を優先してお客様のことが第二になっている。
例えていえば、なぜ旅行会社の事務所は土・日曜日は休みなのでしょうか?
私なら年中無休にしますがね、レストランやホテルは皆、年中無休ですぜ。
こういうことを書くと関係者は、週末を休みにしなければならない理由を山のよう
に言うと思いますが、それは会社の論理であってお客様の要求ではありません。

先般もロングステイのお客様を旅行会社の車で案内していたら、運ちゃんもタイ
人ガイドも目的地への道を知らないという不祥事があり、私は激怒してしまった。
さっそくバ一ンタオ氏に連絡して旅行会社に文句をいえと言ったところ、担当者に
文句を言いました、とのこと。
「バカッ なぜ社長に言わないんだ、担当者なんて簡単にアッすいませんで、電話
置いた途端に忘れてしまう、運ちゃんにもガイドにも注意さえしないぞ!」
ということで、私はいささか旅行会社に不信感があるのです。
そんな世界で永く育ったバ一ンタオ氏も、いささかその傾向があります。
ですから私はサ一ビス業の原理原則を厳しく注文します。

それではロングステイを希望する人が要求するサ一ビスとは何か?
これ、私の経験から言っちゃいますと、ズバリ
  ”安い、快適、安全”  なんです。
もちろん中には豪気な人もいて、カネの心配はいらんなんて言ってくれると、バ一ン
タオ氏も喜ぶでしょうが、そんな人は一年に1人くらいしか巡り合わない。
だから、この三つの要素をすべて供えたサ一ビスでなければ、お客様はリピ一タ一
とはならない。

ここまで読むと読者は、「よくぞ私の考えを言ってくれた」なんて喜ぶことでしょ
う。
だが、私は決して読者の味方でもない、言い難いことも言います。
この三つの要素のうち、”安い” に関しては多少の説明がいります。
日本で資産が少ないため生活できないからタイで、というのは私は賛成しません。
なぜなら、私たちはタイに住まわさせてもらっています。
タイ国が日本人の熟年世代を受け容れてくれるのは、おカネを落として欲しいから。
タイでロングステイをする人が、タイ人と同じような家に住み、タイ人と同じ屋台で
毎日メシを食べていたのなら、タイ人が1人増えたに過ぎません。
だからといって月に何百万円も必要な訳ではありません。
そこそこは用意して下さい、と言っているだけです。
じゃ、そこそことはいくらなんだ、という問い合わせには答えません。
そんなことは本屋に行けば、くさるほど関連の書物はあるでしょう。
それで勉強して下さい、私はマスコミに載っていることは極力書きません。

ということで、今日はバ一ンタオ氏にも読者にも苦いことを書きました。
足元の明るいうちに寝てしまいます、お楽しみは次回に!

    もの思うと 過ぐる月日も 知らぬ間に
              年もわが世も いまや尽きぬる

これが誰の歌だか知っている人は学識豊かな人で尊敬に値します。
ヘヘヘ 誰かって、豪華絢爛、王朝物語の主人公・光源氏最後の歌ですよ。



(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)

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