元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために
連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部

■■第38回「あきらめきれないこの願い、泣いて船場のこいさんが」■■

2004/07/02


二つの連載を終えて私は大いに戸惑っております。
なぜか、それはあまりに反響が大きかったためです。
前にも書きましたが「バ一ンタオ通信」はロングステイを計画する
熟年世代の方々へのメルマガであります。
ですから、私もそれに沿ってかなり真面目に書いたつもりです。
ライタ一の方がロングステイ実践者にインタビュ一をして書いたの
と多少違って、生々しい息吹があると自負しておりました。
しかし、その実、読者の反応はまったくなかった。

いったいバ一ンタオ通信の読者1500人なんていっても、実際には
ほとんど読んでいないんじゃないか、と思っておりました。
そのくらい何の反応(意見、反論、質問)もなかった。
しかし、読者はいたのです。
今度の二つの連載の反応はすごかった。
これを書いている時点ではまだ「プルメリアの伝説」連載中ですが、
「復讐するは我にあり」だけでもすごい反響がありました。
これ、何かおかしいんじゃないか。

この二つの連載はロングステイの本筋とはまったく離れている。
こんなのに反響があっても私としては少しも面白くない。
なぜなら、この二つは読み物としては面白いに決まっている。
「復讐する・・・」の方は、テレビの2時間ドラマの脚本にもなる。
テレビ化したら、きっと面白いモノができるでしょう。
そのくらい奇想天外で、私のビジネスマン人生の想い出に残ってい
る事件でした。
しかし、繰り返しますが、この話はロングステイとはまったく関係が
ありません。

ということで、私は戸惑っているのです。
ではどんな反応があったか、「ドキドキした」という表現のメ一ルが
一番多かった。
中には細かい部分で「おかしいんじゃないか」という指摘もありまし
たが、いちおう反論はしておきました。
「水戸黄門」を見ながら、「おかしいじゃないか、何で毎度おエン姉さ
んが悪代官と悪徳商人の酒席に芸者で出てくるんだ」なんて言った
ら、「オマエはバカか」と笑われてしまいますぞ。

「プルメリアの伝説」で一番激しい反応を示したのが、誰あろう普段
は冷静沈着な、あのバ一ンタオ氏なのです。
「イケメン先生だけモテモテで、何でワテがモテんのや!」と大騒ぎ、
目は血走り、声は上ずっています。
「イケメン先生、ワテかてモテたいんや、こいさんから好きや、言わ
 れたいんや!」
バ一ンタオ氏の魂の叫びに、私はタジタジとなってしまった。

私は昂ぶるバ一ンタオ氏の気持ちをなだめながら、人生とは、男と
女の関係とはの、バンナ哲学を語るハメになってしまった。
これからも、バ一ンタオ通信読者の嫉妬とやっかみの混じったメ一
ルが殺到するのではないか、と私は戦々恐々としております。
世の中モテない男が多いけど、他人を妬いているうちはモテないぞ。

尚、28日から「復讐する・・・」の舞台ともなった四川省成都に
行ってまいります。
自分で書いた所は見ておかねば、私もモノ書きのはしくれですから。
次回はロングステイの楽しみの一つ、近隣諸国の旅として、四川省
成都紀行(蜀の国紀行)を載せたいと思います。

それから、何で私が書くロングステイ・ノウハウに、読者の皆さんの
反応がないのか。
私の結論は”あまりに完璧すぎる!”から、に至りました。
高邁なる人格、天才的な頭脳、あくなき闘争心、こりゃかなわんわ。
まあ、何か言うと私に倍返しの反論をくうと、ビビッている方もいます
でしょう。
そんなこと、ありませんよ、幹の部分(本質をついたもの)であれば、
私はどんなことでも真剣に真面目にお答えいたします。
あまりに枝葉末節のことを言われると、私はちょいと注意しますが。

数日後、バ一ンタオ氏から、こんなメ一ルが届きました。
《今にりっぱな社長になって、こいさん迎えにいくよって、待ってて
 おくんなはれや、こいさん!》

         名もなく 貧しく 美しく




(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)

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