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連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部 |
2004/05/28
今回から3回にわたって、5月19日に行った川崎市のロ一タリ一クラブ での講演の要旨を掲載させていただきます。 1、自己紹介 私がただ今ご紹介にあずかりました長谷川でございます。 私は1998年、30余年勤務したキヤノンを53歳で退職、ロングステイ 6年目、在タイ11年になります。 キヤノン時代は下丸子をスタ一トに玉川、宇都宮、取手、タイで勤務、 カメラ、光学機器、事務機と3事業部を経験、ずっと工場畑を歩きました。 最後の5年間はアユタヤにあるタイ工場で勤務しました。 今回のご出席者の中にも当時お世話になった方がおり、この場を借りて 厚く御礼申し上げます。 2、なぜタイでロングステイを始めたか 1997年、日本に帰任しましたが、たいしてやるべき仕事はありません。 製造部門は海外へ移転、私のいた資材部門も、かってあったキヤノンと 協力会社とのよき関係は崩れ、荒涼としていました。 こんな職場ならいたくはない、第二の人生はできるだけ若いうちに何を するか決断した方がいい、そして今までとまったく違った生き方をしたい。 60歳の定年まで待ったら、多分、思い切ったことは出来ない。 退職金と今までの預貯金でタイで15年は生活できる。 思い切ってやりましょうか...ということになりました。 誰にも相談しなかった、決めてから家内に話しをしました。 3、海外ロングステイの実情 いま日本人が海外でロングステイを楽しむ国は欧米系ではカナダ、ハワイ、 オ一ストラリア、ニュ一ジ一ランド、スペインなど。 アジアではタイのバンコク、チェンマイ、プ一ケットなど。 マレ一シアのペナン島、キャメロンハイランド。 フィリピン政府も熱心に日本人を誘致しております。 タイに実際何人のロングステイがいるかは不明です、横のつながりがない。 ロングステイの下見には大勢の方が来られます、私も100組以上のご夫婦 にお会いしましたが、実際に来るのはその1割でしょうか。 4、海外ロングステイに必要なこと ロングステイで必要なモノは頭で考えるとお金だと思うでしょう。 先般、あるロングステイ関係者が新聞紙上で 「お金の問題がクリアできれば、ロングステイは容易にできる」 と申しておりましたが、そんなもんではない。 私はいつも、ロングステイ視察のお客様に言います、大切なモノはこの三つ ですと。 @勇 気 A志(目的意識) Bお 金 5、大切なものは勇気 熟年世代には多くのしがらみがあります。 大きく分けて四つですが、それは @年老いた親の面倒をみる...これが一番大きな問題 A子供の成長を待つ...子供が学生ではまだ動けない B借金が残っている...多くの人の場合、住宅ロ一ンでしょうか この三つはご夫妻とも共通ですが、4番目は男と女では異なります。 C男は組織と離れること、女はペットと離れること 男は仕事を離れると何をしたらいいのか分らない...こういう人は実に多い。 会社、肩書きというバックがないと何も出来ない。 会社を離れると人は何で貴方を評価するか。 その人の持つ人徳、知識、技術、行動力、体力、夢などで評価される。 会社にしがみつく人は、大企業の役員などは特に、極端に言えばパソコンも 打てない、JRの切符も買えない。 今までは秘書の方がみなやってくれた...その生身(なまみ)の自分を評価 されるのが恐い。だから組織から離れられない。 しがらみを断ち、家族の反対、周りの反対を押し切る勇気が一番大切です。 6、志(目的意識)を持って 蒼い空、美しい海岸を見ているだけでは1ヶ月で飽きてしまう、日本人はそんな 環境では生きてはいけない。 マスコミでタイでのロングステイを取り上げると、豪邸に住み、メイドや運転手を 雇い、男はゴルフ三昧、女はエステ通い、食事はホテルでゴ一ジャスに.... なんて紹介されますが、あれはほとんどがヤラセでウソです。 実際にロングステイを楽しむ人は、もっと地に足が着いた生活をしています。 つまり、その国へ行ったら何をするのか、という強烈な目的がないと長続きしま せん。 (次回に続く) 余 談 バ一ンタオ通信にも載っていましたが、由紀さおり・安田祥子ショ一のキップを バ一ンタオ氏が売り込みに来ました。 私などは憎たらしく「アカンベ一」と断ってしまった。 断るだけでなく「おみゃ一さん、この素晴らしいコラムを無料で書いている私に、 黙って持って来るのが礼儀だぞえ!」なんて憎まれ口を叩いてしまった。 26日のバ一ンタオ通信では北海道のT氏が私のコラムを絶賛していた。 (T氏の文にはバンナのキムタクと書いてありましたが、あれは第二部のペン ネ一ムで、第三部の今はバンナのイケメンと称しております) 《人間へのはるかな旅》が終ったら、バ一ンタオ通信の読者が激減するな。 バ一ンタオ氏は慌てて電話を切りましたが、どうも最近の若い者は礼儀知らず で困ったもんですのう。40歳じゃ若くないか。 バ一ンタオ氏は、私があまりに女性にもてるので嫉妬しているらしい。 でもこればかりは仕方ないよね、私も有閑マダムに嫌われようと、色々とバカな ことばかり言ったリ、書いたりしていますが、それがまた私の魅力となっている。 人生は不条理。
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(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)