元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために
連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部

■■第23回「どこまでも行こう、道は遠くとも」■■

2004/05/11




今回は私の朝の散歩について書いてみます。健康は歩くことから。

GWにロングステイ視察でわがマンションを訪れたお客様から、私の
日常の生活を聞かれました。
この質問はよく出るもので、要は「アンタは毎日、何やってんですか」
ということ。私は簡単にこう答えます。

朝6時頃起きてプ一ルサイドで新聞を読み、7時頃に散歩に出ます。
散歩は約2時間前後、14000歩くらい歩きます。
9時過ぎに戻って掃除と洗濯、10時半頃から朝・昼兼用の食事。
外食ずる場合は11時頃に家を出ます、外食の場合は買い物もする。
12時半頃からプ一ルサイドで読書、3時半頃にトレ一ニングジムへ
行って30分間自転車に乗って、重量挙げを少々。
次にサウナへ入って汗を搾り出す。
最後にひと泳ぎして5時前に部屋に戻ります。

5時のニュ一スを見て風呂に入り、メ一ルチェックなど、夕食は7時頃。
食後はテレビを見て、NHKのニュ一ス10が終ったら(タイ時間9時)、
あとはビデオで浅見光彦や金田一耕助、銭形平次などを見て、11時
ころに寝ます。
まあこれは普通の過ごし方で、もちろんゴルフへ行ったり、都心に買い
物に出た場合は違ってきますが、大体こんな感じです、と話します。

実は本当はかなり違うのですが、それを言うと紛らわしいので言わない。
何が違うかと言えば、私は前にもちょっと書いた「アジアを学ぶ学習塾」
を主宰しているので、そのメルマガを書くのに相当な時間を使っている。

さて、話は横路にそれましたが、今日の話は朝の散歩について。
朝の散歩はこれは本当にやっている、毎日歩数の記録までつけています。
私は近所のあらゆる小道(タイ流に言えばソイ)を歩きますので、道はタイ
人よりよく知っている。
また2時間という時間は私の足で10キロくらい歩けるので、相当に遠くま
で行けます。

一番のコ一スはシ一ナカリンにあるラマ9世公園、ここまで約45分、公園
内散策に約1時間、帰りにまた45分、合計2時間半で、18000歩です。
ラマ9世公園は現国王陛下の名前を冠しただけあって、広大な公園で木々
や花々が沢山あって、美しい池とともに見るだけで楽しい。
野鳥もたくさん鳴いていますし、日本野鳥の会メンバ一が来たら、涙を流し
て喜ぶんじゃないか。

日本庭園、イギリス庭園、フランス庭園、イタリア庭園、スペイン庭園、中国
庭園などもあって、朝などは大勢の人が散策や太極拳などしています。
有名なルンピニ公園よりはるかにいい、と私は思います。
ただこの公園、タイ人でも近所の人以外はあまり知られていない。
ルンピニ公園のようにガイドブックにも載ってないしね。

第二のコ一スはバンナ街道からウドンスック(スクンビット・ソイ103)に出て、
左折してスクンビット通りまで出て、その折り返し。14000歩くらいかな。
全コ一ス街中なのでタラ一ト(市場)があったり、屋台があったりで結構、
歩いていて楽しいぞ。
時々、喫茶店でコ一ヒ一を飲んだり、屋台でガイヤ一ンの朝食をとります。
まあ、あとは色々なコ一スで歩きますが、毎日コ一スは変えますよ。

散歩でイヤなことは、まず暑いこと、特に4月なんて最悪。
歩いている私を見て、タイ人は「バカが!」というような顔している。
汗ビッショリで自分でもバカだと思いますので、文句は言いません。
だからいつもTシャツとタオルは余分に持って、途中で着替えます。
あまり暑い時は途中で切り上げ、夕方セントラルデパ一トの中を歩きます。
ここなら冷房が効いてて、いくら歩いても疲れないし、汗もかかない。

もう一つは野良犬の多さ、APECで政府は都心の野良犬は駆除したのに、
バンナまで手を回さなかった。お陰でしょっちゅう吠えられている。
私などは最近は落ち着いて、吠えられたら睨み返す。
あまり吠えると「やかましい!」と大声で怒鳴る。
すると家の人が蒼くなって飛び出してきて、犬をなだめている。
犬とにらめっこして犬の目を見ると、犬も怯えているのが分りますよ。

まあ、あまり都心の排気ガスの中を歩くのはお薦めしませんが、郊外なら
いい散策になるでしょう。
最後に一言、一週間に1日は何もしない日を設定し、散歩もトレ一ニング
ジムにも行きません。毎日やるヤツは本当のバカ!

      民衆の中には忍耐強い、無言の悲しみがある
          (ドフトエフスキ一「カラマ一ゾフの兄弟」より)

余 談
5月8日付バ一ンタオ通信に
  「タイの人々が、何となくハッピ一に見えてしまう・・・」
という、いつものバ一ンタオ氏の情緒溢れるコラムが掲載されていました。
私などは大笑いで、珍しく三回も読み返してしまった。

《今ある幸せに感謝するワザは、世界一かもしれない・・・どうですか、
 素敵じゃありませんか》
なんて読むと、バ一ンタオ氏っていったい何歳かと思ってしまう。
昔あったジュニア・ソレイユなんて少女小説を読んでるみたい。
私ら「主婦の友」「アサヒ芸能」しか読まないから、どうもくすぐったい。

《物質的には満ち足りているはずなのに、何か充足感、幸福感に乏しい
 私たち日本人》
と相も変らぬ自虐史観がここにも飛び出す。
日教組の影響はバンコクにも及ぶか。
書くなら「私たち」と複数にしないで、「私」と単数にしてね。
少なくともアチキを仲間に入れないで下さいましな。

《...人と比較することを止めたあたりから、世界が違ってみえるように
 なった経験があります》
バリバリのビジネスマンが何と厭世的な、現役時代の私にはまったくこんな
経験はなかった。
これじゃ強力なライバル会社が出現したら、バ一ンタオ社は勝てないな。

最後に一つ、タイ人って本当に、「今ある幸せに感謝している」のかな。
私から見れば多くのタイ人の皆さん、不満を抱えて生きています。
タイ人のうわべだけ見ないで、本心を見て下さいな、まっこと恐ろしい闇の
世界を心の中に抱えている。
「今ある幸せに感謝している」のは金持ち階級の人だけではないの?

推薦された本も読まずに勝手なことばかり書いてすいません。
「バ一ンタオさんをあまり苛めないで!」ご婦人方の悲鳴が聞こえそう。
それでも私は苛めを止めない。
だから私は嫌われる!





(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)

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