元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために
連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部

■■第21回「いい日旅たち...タイ国内編」■■

2004/05/04



今回は日常の生活を離れて、タイ国内の旅について書いてみます。

ロングステイの楽しみの一つに見知らぬ土地を旅することがあります。
タイ国内の旅は沢山の日系観光会社主催のツア一があって選択に困る
ほどです。
チェンマイ、チェンライ、スコ一タイ、アユタヤ、カンチャナブリ、サムイ島、
プ一ケットなどは毎日でも出ていますし、夫婦二人でもOK。
しかし、このような観光地はそう何度も行くところではありません。
1年もいれば、大体行き尽くしてしまいます。
さて、それからどこへ行くか、そこからから旅の楽しさが始まります。

タイは上記の有名観光地以外にも多くの見所があります。
そこへは自力で行かねばならない。
どうやって行くのか?
「参考に」などと言って、タイ駐在経験者などに聞いてもムダです。
彼らは会社とゴルフ場とカラオケしか知らない。
(上記の観光地くらいは知っていますが)

まず一つあるのはバンコクに《レヌカ一の旅》があります。
これはレヌカ一おばさんという超博識のおばさんが主宰する観光会社です
が、ここは結構定番コ一スを外れた珍しい旅を催行します。
(いつでも行けるという訳ではありませんのでご注意!)
レヌカ一おばさんは勿論れっきとした日本人で、この人の知識はすごい。
さすがの私もこの人には脱帽、だからレヌカ一さんの説明は面白い。
しかし、残念なことにはレヌカ一の旅は高い!
私も2回ばかり参加して、あとは止めてしまった。
お客さん皆がレヌカ一おばさんへ「高い、高い」と大合唱しますが、レヌ
カ一おばさんもさる者、悠然として一向に改まる気配はありません。
資金に余裕がある方は、レヌカ一さんの旅はお薦めです。

この他は本当に自力でいくしかない。
車かバスか電車か。
しかし、タイは日本のように網の目みたいに鉄道が発達している訳ではあり
ませんので、鉄道だけで旅するのはムリ。
バスはかなり細部まで走っていますが、これバックパッカ一ならイザ知らず、
熟年世代にはとてもムリです。
鉄道とバスを組み合わせた旅も、私でさえ行きたいとは思わないから、まず
ロングステイ希望者の皆さまではムリ。

それでは残った一つは車での旅。
これなら皆さまでも行ける、ただし自分で運転したい人もいましょうが、長い
距離になれば車は運ちゃん付きで借りた方がいい。
なにしろ暑いし、何かあった時はタイ人運転手の方がいいです。
車だけ借りるのと、運ちゃん付きとさして値段は変わらない。
じゃあ車の借り賃はいくらかるのか、これ観光会社によって異なると思いま
すが、私の場合は運ちゃん付1800バ一ツ/1日で借りています。
ガソリン代は500km/1日で750バ一ツくらい。
それに運ちゃんにチップとして100バ一ツ/1日あげている。

しかし、車だけでも旅は出来ない、旅のル一トを決めなくては。
旅行の行程の設定、だけど旅の好きな人はこれが楽しみですからね、地図
と「地球の歩き方」など手にして、熟考して下さいな。
地図はバンコクの大きな本屋さんへ行けば、英語表記で距離も入っている
地図を売っている。高くていいなら日本語表記の地図もあります。

1日の移動距離は500kmまでは大丈夫です。
タイは地方に行っても道がいいから、このくらいの移動は問題ない。
断っておきますが、タイ人運転手は道を知らない、地図も読めない。
運ちゃんは運転するだけ、行き先は地図を見ながら貴方が指示をする。
でもタイの道路の標識はタイ語・英語併記で非常に分りやいから大丈夫。
たまに地の果ての奥地まで行くと、タイ語だけということもありますがね。

ホテルは県庁所在地には必ず一つくらいいいホテルがあります。
いいと言ってもバンコクのホテルを基準にしないでね、でも泊る分には問題
は全然ない。
それに地方へ行くと安いですよ、ツインで朝食付き1000バ一ツもしない。
夫婦2人で朝食付き3000円以下ですよ、それでも日本のビジネスホテル
よりは数段いいホテルです。

ホテルの予約は「地球の歩き方」でも調べて、出発前にしていった方がいい
ですが、現地で飛び込んでも泊れないことはめったにない。
よほどのイベントと重ならなければ、泊れます。
「地球の歩き方」の情報は古いので、現地へ行って「こんなにいいホテルが
あったんだ」なんて悔しがったことが、しばしばありました。
ちなみにホテルの予約は観光会社に頼んでもいいし、自分で直接電話して
もいい。

ただあまり地方の都市だと、観光会社もやってくれないかもしれません。
観光会社の人って意外と行ってない、だから地方の知識も資料もない。
ためしに「ノンブアランブ一とかアムナ一ト・チャルンのホテル」なんて聞い
ても、そんな町どこにあるんですか?って聞かれますよ。
ですから地方に行っても、できるだけ大きな地方都市に泊って下さい。

飛び込みで泊る時はフロントに行って(観光案内所でも同じ)
「ジョ一ン ロンレ一ム ティニ一 ダイ マイ?」
(ここでホテルの予約はできますか?)
まず絶対に部屋はあるはずですから、後でもめないように
「カ一パク ク一ン ヌン タオライ?」
(一泊いくらですか?)
と確認しておくといい。
このくらいの冒険は旅の楽しみですから、チャレンジせいや。

旅の問題、トイレはガソリンスタンドで済ますこと。
タイは日本と同じ、至る所にガソリンスタンドがあります、そこがトイレ。
ガソリンスタンドで済ませられないというご婦人は、旅はムリ。
JTBの熟年ツア一、至れり尽せりの旅でもして下さいましな。

食事は旅の楽しみの一つ、レストランはどこにでもあります。
北へ行けば北の名物、南へ行けばシ一フ一ドと、安くて美味しいタイ料理
をご夫妻で堪能して下さい。

さて、それでは出発の心構えは出来ましたか?
最初は慣れる意味で2泊3日の近場から行ったらいいでしょう。
慣れたらもっと長く、でも最長5箔6日くらいで一旦家に戻って下さい。
暑いから知らず知らずに疲れがたまります。
ムリしないで、残った所は次回というくらいの余裕を持って行きましょう。
2人だけで行くのが心配なら、誰か誘って4人で行くのもいい。
ワゴン車なら最大7名まで乗れる、最後列は荷物置き場にして下さい。
車代の個人負担分がそれだけ安くなりますし、多勢の方が楽しい。

 ♪ 知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ行きたい

実際に行かれる場合、分らない点があればはバ一ンタオ通信に問い合わせ
下さい。折り返し私が詳細に(質問者個人に)ご説明いたします。
この欄に私のメ一ルアドレスを載せてもいいけど、「オマエは生意気だ、爆破
するぞ」なんて脅かされるのもイヤだから、バ一ンタオ氏をクッションンに。
尚、「人間へのはるかな旅」第1回、第2回はイサ一ン紀行を載せましたが、
皆さまの参考に近々、昨年12月に行ったタイ南部紀行を掲載いたします。
(5月に日本に帰省しますので、その間の穴埋めにね)

     希望はあなたを捨てはしない

     あなたが希望を捨てたのだ

余 談
バ一ンタオ氏がくだらない健康法に凝って朝酒を飲んでいるらしい...との
噂が聞こえてきます。
以前、冷たい水は飲んではいけない、などとバカなことを言って笑い者になっ
ていましたが、今回は朝からビ一ルを飲めという。
それを理論づけたいのか、東山魁夷は主食は酒だったという。
あれ、横山大観ではなかったかと思いましたが、親愛なるTKさんが言うのな
ら間違いはないでしょう。

朝からビ一ルなど飲んで多少健康になったからといって、それがどうなんだ!
「バ一ンタオはアル中になったみたいだぞ」
という噂を打ち消すのに、健康を害しますぜ。
日本人は真昼間から酒を飲む習慣はないことをお忘れなく。

【クレ一ム】
バ一ンタオホ一ムペ一ジに掲載の第20回《ゴルフをせんとや生まれけむ》
(保管分)がひどい文章になっている。
文章間は読者が読みやすいように、と考えながら適当に行間を空けています
が、掲載されている文はまるでスカスカの文体になっている。
なんでこんな締りのない空間が文章間にできているのか。
意図的にこんなみっともない文にしたのか。
書いた本人が恥ずかしくて読めない、すぐに原文と同じに直して下さい! 





(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)

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