元気なシニア、障害をお持ちの方のためのBAAN TAOロングステイプロジェクト:健康の維持・増進・回復のために
連載コラム「人間へのはるかな旅」第三部

■■第11回「病院へ行こうよ」■■

2004/03/30


今回から生活編に入ります。
ロングステイ生活に関わる様々なテ一マでお話させていただきます。

生活と言えば衣食住から始めるのが常ですが、衣料に関しては一年中短
パンとTシャツですむ国ですから、医・食・住の順でいきましょうか。
海外でロングステイを計画する熟年世代にとって、一番気になるのは病気
になった時に病院はどうかということ。

ハッキリ言ってしまえば、バンコクにおいては日本人が行くような病院に限っ
て言えば、医療全般のレベルは日本の普通の病院よりはるかにいい。

日本の病院よりいい点をいくつか挙げると
@24時間オ一プンで夜中でもきちんと診療してくれる、これは最高にいい
A医療施設は日本の大学病院並み、入院病室は日本の病院以上
B日本の大病院のように2時間待って5分診療などということはない、待ち
 時間ゼロではないが、そんなに待たない、診療後には患者が納得いくま
 で説明してくれる
C日本語通訳が常駐し、言葉の心配はない
D海外傷害保険に入っていれば、キャッシュレス(病院と保険会社で支払い
 業務を処理してくれる、患者が窓口で支払いする必要はない)で楽。
E肝心の医療レベルは日本と遜色ない、日本の医大を出た医師も多い
といったところでしょうか。

日本人が行くこのようなレベルの病院がバンコク市内に四つあります。
バムルンラ一ド病院、バンコク病院、サミティベ一ト病院、ラマ9世病院で、
自分が住んでいる家から一番近くの病院を利用すればいい。
ちなみに私はスクンビット・ソイ49のサミティベ一ト病院を使っております。
ロングステイの下見に来るお客様も皆さん病気のことを心配なさいますが、
病院見学をすると安心なさって同じことを言う。
「ワタシも一度、入院してみたいわ!」

タイの医療レベルは日本と遜色ないと書きましたが、私の身近な人でも昨年、
C型肝炎の治療で約1年にわたってインタ一フェロン治療を受けた人もいます
し、また毎週3回透析を受けている友人もいます。
相当な難病でもない限り、ご心配はないでしょう。
ただバンコクと同じレベルの病院がタイ全土にあるかというと、それはない。
私は詳しくは知りませんが、チェンマイ、パタヤ、コラ一ト、プ一ケット近辺なら
まだ大丈夫でしょうが、その他の都市においてはかなり不安があります。

年をとれば誰でも持病の一つや二つはある。
「病気知らずの元気な体」なんて威張ってないで、病気と仲良く暮らす法を
考えるのが一番です。

     静かに行く者は健やかに行く

     健やかに行く者は遠くまで行く


余 談
今まで私もバ一ンタオ氏と共に、ロングステイ実践中のお二人の手術に立ち
会いましたが、「歩くバンコク」のようなバ一ンタオ氏と「バンコクの頭脳」
と呼ばれる私の最強コンビが立ち会うなんて、患者さん(つまりお客さん)
は心強く思ったのでしょう、泣いて喜んでいた。
その時、何かの用で通訳が来なくて、お医者さんとの通訳までやった。
私はこういうところはトコトン親切なんだけど、有閑マダムがヒザの手術の時に
「痛くてもワシにしがみつかないで、バ一ンタオ氏にしがみつけ」なんて言って
しまうのが玉にキズ。笑いを取るのがヘタなんですな。

内緒話だけど、入院すると病室に日本レストランのメニュ一が置いてある病院
があって、食べ物に制限のない病気だと出前が頼める。
(信じられないでしょうが、バムルンラ一ド病院内には日本レストランまである)
病室への寿司の出前は問題ないが、お酒の出前まではワタシは存じません。






(このコラムの前シリーズのバックナンバーは現在整理中です。順次公開していきます。)

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