「バンコクの空からサワディー・ピーマイ・クラップ!!」

1964年(東京オリンピックの年)3月29日栃木県西方村に生まれたKさん、お元気
ですか?
お互い良い年にしましょうね。

バンコクの空からサワディー・ピーマイ・クラップ!!
あけましておめでとうございます!!
元旦らしく、雲ひとつなく晴れ渡ったバンコクです。

例年ですと、ここで年間目標の発表をするのですが、正月早々力んだ話を聞いて
も楽しくないでしょうから、というか、年末例年に無く慌しく過ごしましたので、
まだ今年の目標をうまく整理できていないというのが本音です。
と、いうわけで、今日は、昨夜大型ショッピングセンター:セントラルワールド
の前の路上で行われたカウントダウンについてチョッと書きます。

人込みが苦手な私は、この手のイベントに参加したことが無かったのですが、昨
夜はタイ人のYに誘われて行ってみました。

23:20頃会場に到着したのですが、既に凄い人出です。
メインステージでは有名歌手のコンサートが行われていて、司会も良くテレビで
見かけるタレントです。

日付が変る10分くらい前くらいから、司会者がそろそろカウントダウンだよと
いう雰囲気を盛り上げていきます。わお〜っ!!

その頃には、恐らく数万人の人達が会場を埋め尽くして身動きが取れない状態で
した。その時には、まだ「随分沢山の人が集まったもんだなあ・・・」と暢気な
気持ちでいたのですが・・・。

そして、いよいよ新年を迎えました。
沢山の花火が頭上に上がります。こんなに近くで花火を見たことも初めてです。
周りの欧米の恋人たちは抱き合ってキスをしたりしています。羨ましい・・・。
それはそれで、なかなかの眺めでした。(花火がですよ。)

さて、ひと段落着いたと思い、終夜運行のBTSの駅へ向かおうとしたら、周り
の様子がちょっとおかしくなっています。
BTSの駅のある南方向に進む群集と、プラトゥナーム交差点のある北に向かお
うとする群集が、交通整理をする係員のいないまま、押し合いを始めてしまいま
した。
最初は「参ったなあ・・・」という程度の気持ちだったのですが、周りの人達も
段々殺気立ってきます。
右に左にもまれる力が段々強まってきて、子どもは泣き出すし、失神する人も出
て、正直言いまして、命の危険を感じました。

会場正面にあるホテルでは、フェンスを築いてテラスの特等席を宿泊客に提供し
ていたのですが、係員はそれを開放しようとしません。
事態はかなり深刻なのに・・・

そこでイベントを楽しんでいた西洋人の客たちが、テラスの上から子どもたちを
群集の波から引き上げてくれていましたが・・・。

暫くすると、段々と人がそれぞれの方向に流れ始め事なきを得ましたが、本当に
怖かったです。

今まで、将棋倒しになって起こった事故など、ニュースでは聞いた事がありまし
たが、自分が実際その危険にさらされるとは思いませんでした。
人波の中にいて、群集心理が急激に変化する様子を文字通り肌で感じた次第です。

こんな事は云いたくないのですが、最初から人の流れに対する配慮がなされてい
ませんでしたし、正直云いまして、この手のことの危機管理は、タイの方々は苦
手なのだなと思いました。参加する側も・・・。

「君子危うきに近づかず・・・」

これからは余程信頼の置けるところの主催で無い限り、この手のイベントには極
力参加しないようにしようと思います。

ただ、正月元旦早々、こうした目に遭いましたので、今年はきっともう同様のこ
とは起こらないだろうと、良い方向に考える、やはり暢気な谷田貝でした。

元旦に相応しい話題ではありませんで失礼しました。

手ぶれして、あまりいい写真はありませんが、タイのカウントダウンの様子をH
Pにアップしました。ご覧ください。⇒ http://www.baantao.com/

何はともあれ、今年もよろしくお願いします。
2006年戌年が、読者の皆さんにとって素敵な1年になりますように。
(谷田貝)




この記事は2006年1月1日発行メールマガジン「バーンタオ通信」から抜粋しています。